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    逆流性食道炎の口臭の効果的対策とは?薬だけで治る?

    気持ち悪そうな男性

    逆流性食道炎も口臭の原因に。胸やけ・げっぷ・喉の痛みなどがある場合は要注意!適切な対策(治療)なしで口が臭いのを治すことはできません。

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  • 更新日:2015年10月30日

逆流性食道炎で口臭がきつく!?効果的対策は?

鼻をおさえる女性

逆流性食道炎は近年急増している病気で、若い年代にも増えています。つらい症状があり、口臭の原因にもなりますが、それだけでなく食道がんのリスクを高める要因になるため、放置せずに適切な治療を行うことが大切です。

逆流性食道炎とはどのような病気?

気持ち悪そうに胸を抑える男性

逆流性食道炎とは、胃の中のものが食道に逆流してしまう病気です。食べたものや胃酸が、食道に戻ってしまうのです。

通常は、下部食道括約筋(かぶしょくどうかつやくきん)の働きによって、食道から胃への逆流を防ぐことができるのですが、下部食道括約筋が十分に働かなくなってしまうと、胃から食道への逆流が起きてしまいます。

胃液は酸性度が高いですが、胃粘膜などの働きによって、胃は胃液の酸から守られています。しかし、食道にはそのような機能はありませんから、胃液によって食道粘膜がダメージを受けてしまうのです。

逆流性食道炎の症状

逆流性食道炎の主な症状は、次の通りです。

  • 胸焼け
  • げっぷ(吞酸)
  • 胸の痛み
  • 喉の痛み・違和感

逆流性食道炎のげっぷ

健康な人でもげっぷは出ます。ビールなどの炭酸の飲料を摂取した時に、げっぷが出やすくなる人も多いでしょう。飲食で摂取した空気が、げっぷで排出されるのは自然なことです。

しかし、逆流性食道炎のげっぷは、普通のげっぷとは頻度が異なります。人前や仕事中に、げっぷが頻繁に出てしまい、辛い思いをしている人も少なくありません。

逆流性食道炎の原因

臓器

胃の内容物の逆流は、胃と食道の間にある下部食道括約筋の筋力が低下することによって起こります。下部食道括約筋の働きが低下する原因には、主に次のようなことが影響しているとされています。

  • 脂質の多い食事
  • 肥満
  • 食べすぎ
  • 加齢
  • 姿勢
  • ぜんそくなどの薬の服用

また、ストレスの多い人も逆流性食道炎になりやすいとされています。

逆流性食道炎で口が臭くなるのはどうして?

逆流性食道炎が原因の口臭に悩まされている人が多いです。逆流性食道炎になると、胃の中の食べ物や胃液が喉の辺りまで上がってきてしまうことがあります。
この胃液や胃の内容物のニオイによって、口が臭いと自覚する人が多いようです。

逆流性食道炎の主な症状に「げっぷ(吞酸:どんさん)」がありますが、通常のげっぷがただの空気で無臭なのに対し、逆流性食道炎のげっぷは胃から上がってきたガスであり、強いニオイがする場合もあるとされます。
逆流性食道炎が原因の口のニオイは、胃液のような酸っぱい刺激の強いニオイが特徴です。
また、胃酸が上がってくる影響で、口の中が苦い感じになる場合もあります。

逆流性食道炎による口臭の対策方法

腹部をおさえる女性

逆流性食道炎が原因の口臭は、根本の原因である逆流性食道炎を改善しなければ、口臭も軽減されません。
口臭が気になって歯磨きをしたり、ガムを噛んだりする人もいますが、逆流性食道炎が原因の口のニオイは、胃から上がってくるニオイが原因であるため、口の中を清潔にしたり、ガムやブレスケアを使用したりしただけでは改善できないと言えるでしょう。

適切な病気の治療を行うことが、口臭の改善につながるのです。

逆流性食道炎の治療方法

逆流性食道炎の治療は、主に薬物療法が選択されますが、外科的治療(手術)が必要になる場合もあります。
また、逆流性食道炎は生活習慣や食生活も影響しますので、原因となる食生活・生活習慣の改善も必要になるでしょう。

逆流性食道炎は、再発しやすい病気でもあります。単に薬を飲んでいるだけでは、一時的に症状を改善できても再発を招いてしまう可能性があります。根本の原因を取除くために、食事や生活習慣に気を配る必要があります。

手術が必要になるケースとは?

逆流性食道炎の治療で手術が必要になるのは、主に次のようなケースが挙げられます。

  • 薬物療法で効果が得られない、なかなか改善しない
  • 再発を繰り返している
  • 食道に起きた炎症がひどい

症状改善のために必要な食事・生活習慣の改善ポイント

身体を伸ばす女性

逆流性食道炎の改善・再発防止のために、主に次のような点に注意が必要でしょう。

1.食事量

1度摂取する食事の量が多すぎると、逆流を招きやすいです。1度の食事量は腹八分目を心がけることが大切です。

2.飲酒・喫煙

タバコやアルコールは控えることが望ましいでしょう。タバコは症状改善に悪影響を及ぼしますし、アルコールは胃酸の分泌を促進するため良くありません。

3.姿勢

腰が曲がった姿勢は、胃を圧迫して胃から食道への逆流を招きやすくなります。背筋を伸ばして、悪い姿勢にならないようにすることが大切です。
また、お腹への圧迫を防ぐため、ベルトによる締め付けなどにも注意が必要でしょう。

4.肥満解消

肥満と逆流性食道炎は、深く関係しているとされています。適度な運動で、肥満解消に努めることが大切です。

5.控えるべき食べ物・飲み物

主に次のようなものは、胃酸の分泌を促進するため胃酸の逆流を招きやすく、摂取を控える必要があります。

  • アルコール
  • カフェイン
  • 脂質を多く含むもの
  • 甘いもの
  • 香辛料など刺激が強いもの

逆流性食道炎の治療に関するQA

Q1.逆流性食道炎には漢方薬が効くのですか?

頑張る胃

半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)など、逆流性食道炎に効果があると言われている漢方薬はさまざまあります。一つの漢方薬には、さまざまな症状を改善する効果がありますし、症状だけではなく体質など、さまざまなことを考慮して処方してもらうことが必要であるため、漢方薬の専門店や漢方外来などで相談すると良いでしょう。

自分に合った漢方薬を選択することが大切ですし、担当医に相談することも必要でしょう。

Q2.歯の健康が心配です。

歯は酸によって溶かされてしまいます。胃液の酸性度は高いですから、歯にも悪影響が及びます。「酸蝕歯」といって、エナメル質が薄くなったりする場合もあります。

まめにうがいをするようにしたり、歯磨きを行ったりすることで、酸による歯への悪影響を抑えることができるでしょう。

Q3.食道がんのリスクが高まるって本当?

バレット食道といって、食道の粘膜組織が、胃粘膜のような組織に変わってしまう場合があります。この状態になると、食道がんにつながる可能性が出てきます。

病気を放置することによってバレット食道になりやすくなるため、症状に気付いたら、早めに適切な治療を開始することが大切です。

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