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    歯間ブラシで血が出る2大原因と正しい使い方/選び方

    歯間ブラシで血が出る2大原因と正しい使い方/選び方

    歯間ブラシで血が出るということは、歯周病の可能性も…!?ドロドロの血が出る・出血だけでなく痛いという人は要注意!原因や正しい使い方・選び方を確認しておきましょう。

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  • 更新日:2016年01月15日

歯間ブラシで出血…使い続けて平気?原因は?

歯間ブラシで出血

歯間ブラシは歯と歯の間を掃除するのに使う一般的な補助清掃道具です。薬局などですぐ手に入れることができますが、正しい使い方を習ったことのある人は少ないと思います。
使い方によっては、歯茎を傷つけて血が出てしまうこともあります。また、傷つけていなくても血が出る場合もあります。歯間ブラシで血が出るということは…何らかのトラブルのサインかもしれません。

歯間ブラシを使ったら血が出た!何が原因?

歯間ブラシを使用した際に血が出てしまう人には、以下のような理由が挙げられます。

歯間ブラシで血が出る主な原因

  1. 正しく使用できていない
  2. 歯肉に炎症が起きている(歯肉炎)
  3. 歯周病である

1. 正しく使用できていない

歯間ブラシを乱暴に歯と歯の間に差し込むと、歯肉がついて血が出てしまいます。正しく使用すること、乱暴に行わないことが必要でしょう。
また、歯間ブラシの使い方だけでなく、歯肉の状態も良くない可能性も否定できません。使用方法を改善しても出血が続く場合は、次に紹介する歯肉炎・歯周病が出血の原因となっているかもしれません。

2.歯肉に炎症が起きている(歯肉炎)

歯肉に炎症が起きていると、歯ブラシを当てたり歯間ブラシを通したりといった、少しの刺激であっても出血してしまいます。
歯肉炎は歯周病の初期段階です。歯周病に進行させないように、徹底したプラークコントロールが必要になるでしょう。

3. 歯周病である

歯肉炎は歯肉が腫れて一時的に歯周ポケットが深くなっているだけですが、歯周病は歯を支えている骨が溶け、歯周ポケットが深くなっている状態です。歯周ポケットに歯周病の細菌が繁殖して炎症が起こり、血が出てきます。炎症による出血がさらに進行するとも出てくるようになります。

血が出るなら、歯間ブラシは使わない方が良い?

歯間ブラシを使用して、効果的なプラークコントロール

血が出るからといって歯間ブラシを使わなくなるのは得策ではありません。歯肉に負担をかけるような使い方をしているならば、ただちに使用を中止する必要がありますが、正しく使用できているのであれば、出血があっても使用を続けて問題ないでしょう。

歯間ブラシを使用して、効果的なプラークコントロールが行えていれば、炎症が治まって出血もなくなっていきます。
出血の原因である歯肉炎や歯周病は、適切にプラークコントロールを行わなければ改善しません。歯と歯の隙間の汚れは、歯ブラシでは効果的に除去できませんから、過剰な出血を伴うようなことがなければ、使用を継続しプラークコントロールの質を高めることが望ましいでしょう。

歯間ブラシの正しい使い方/選び方 3つのポイント

1. 使い方次第で逆効果も… 正しく使用する

歯間ブラシ使用による出血予防はもちろん、効果的なプラークコントロールや歯肉にダメージを与えないために、正しい使用方法を改めて確認することをおすすめします。

不適切な使い方をしていると、出血だけでなく歯肉の退縮を招くことだってあり得ます。一度下がった歯茎を元に戻すのは大変なことです。良かれと思って行ったケアが、逆効果とならないように正しく使用することが大切でしょう。

  • 歯と歯の隙間にやさしく歯間ブラシを通します

歯間ブラシは歯に対して真横から入れるのではなく、歯肉の流れに沿って滑らせるように差し込みましょう。

  • 歯間ブラシをゆっくりと前後に動かします

歯肉の近くだけではなく、上下させて歯と歯の隙間(側面)全体を掃除しましょう。

2. 適切な大きさ・形の歯間ブラシを選ぶ

サイズが小さい歯間ブラシは動かしやすい反面、汚れがあまり落ちません。大きすぎると歯や歯肉を傷つけやすくなります。柄の長さやブラシの形にも様々なバリエーションがあります。自分に合ったものを選択することが大切です。
サイズ選びが心配な場合は、小さ目のサイズから始めてみても良いでしょう。

3.自分の歯並びに歯間ブラシが適さない場合は使用しない

歯間ブラシは歯茎が下がっている人歯と歯の隙間が大きい人に向いています。しかし、歯と歯の間が狭い人にはデンタルフロスの方が適しています。
自分の歯並び・歯と歯の隙間に適したものを使用することが大切です。

歯間ブラシが通りにくいという場合には、デンタルフロスの方が適しているでしょう。「どっちが良いのかわからない」という場合には、歯科医院などで相談することも可能でしょう。

なかなか言えない…歯間ブラシに関するみんなの悩み

お口の中のケアを行っていると、人には言えない症状に気付いたりすることもあるものです。気になる症状がある場合には歯科医院で相談するのが望ましいですが、すぐに受診するのは困難だという人は、次のQAをぜひ参考にしてみてください。

Q1 歯間ブラシを使うと痛いのは大丈夫?

歯間ブラシを使うと痛い

不適切な使い方をしているか、あるいは重度の歯周病であることが考えられるでしょう。歯肉が傷ついていないか確認してみてください。傷ついている場合は正しい使い方を教えてもらうために、また検診も兼ねて歯科医院を受診することをオススメします。

歯磨きの仕方や歯間ブラシの使用方法を指導してくれる医院が多くあるので、使用方法に自信がない方は相談してみると良いでしょう。

Q2 使った歯間ブラシが臭い気がする…

使った歯間ブラシが臭い気がする

汚れ細菌が多い場合は特に歯間ブラシが臭くなりがちです。でも、そのぶん口の中は綺麗になっているということなので、積極的に使用すると良いでしょう。口の中の汚れは、歯間ブラシが臭くなるだけでなく、口臭の原因になってしまいます。

また、歯間ブラシは使った後に放置すると臭くなってしまうので、歯ブラシと同様に流水でよく洗って乾かしておきましょう。ブラシの部分を乱暴にゴシゴシ洗いすぎると、すぐに毛が広がってしまい、使えなくなってしまうので注意してください。

Q3 歯間ブラシを使っていたら歯と歯の隙間が広がった気がします…

歯間ブラシを使っていたら歯と歯の隙間が広がった気がします

正しい使い方をしていれば、歯と歯の間の隙間が広がるということは起きません。それに、歯間ブラシはもともと隙間が大きい歯に対して使用する器具です。先にもありましたが、歯と歯の隙間が狭い場合には、歯間ブラシではなくデンタルフロスを使用すると良いでしょう。

歯間ブラシの使用によってプラークコントロールの質が高まると、歯肉炎による歯茎の腫れが治まって引き締まり、歯と歯の隙間が広がったように見えることはあります。見た目は違和感があって嫌だと感じるかもしれませんが、歯周組織にとっては良いことです。

Q4 歯間ブラシによる出血が止まらない…いつになったら血が出なくなる?

歯磨きや歯間ブラシによる歯周組織の改善は、個人差があります。歯科医院におけるメンテナンスは、歯周病患者であれば最初は1~2ヶ月おきに行うケースが多いです(進行度によって異なります)。それに準じると考えていいでしょう。
もし1ヶ月程度経過しても改善がみられない場合は、病院に相談してみてください。

Q5 歯肉から血を出すのは悪いこと?

どちらかというと「良いこと」です。なぜなら歯肉から出た血は、炎症によるものだからです。
口の中に限らず、炎症は赤く腫れて痛みが出るため、ネガティブなイメージを持ってしまいがちですが、身体が菌と闘っている免疫反応の証です。そのために集まってきた血液は、流してしまった方が良いと言えるでしょう。
ただし、血をわざと出すために歯間ブラシを強く当てるなど、無理に血を出すようなことは避けてください。

Q6 血がドロドロしている感じがします…病気でしょうか?

歯間ブラシを使用した時に、サラサラとした血が出ているならば歯間ブラシで歯肉を傷つけてしまった可能性が高いでしょう。ドロドロした血が出る血が黒っぽいような気がするといった場合は、歯周病や歯肉炎による出血である可能性があります。一度歯科医院で相談してみると安心でしょう。

Q7 血が止まらないということはありますか?

ワーファリンなどの血をサラサラする薬を飲んでいる人は出血しやすくなりますが、歯間ブラシやスケーリング程度では、血が止まらなくて困るということはないでしょう。

しかし、セルフケアを行っても、長期的に出血が続く場合には、セルフケアに何らかの問題があると言えます。進行を招いている可能性もあるでしょう。早めの受診をお勧めします。

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