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    歯ブラシの選び方/歯周病・虫歯に効果的なおすすめ商品

    歯ブラシの選び方/歯周病・虫歯に効果的なおすすめ商品

    歯ブラシの選び方とおすすめ商品を紹介します。歯ブラシの種類は大変豊富で、ヘッドの大きさやグリップ、毛先のカットの仕様によっても使い勝手が大きく異なります。

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  • 更新日:2016年10月13日

歯ブラシの選び方/虫歯・歯周病に効くおすすめ人気商品は?

ブラッシングだけで虫歯や歯周病を予防することは不可能ですが、歯ブラシによる歯垢(プラーク)の除去は、虫歯・歯周病予防の上で欠かせません。

歯磨きにはコツがあり、それぞれの口腔内に合わせた方法で磨く必要があります。同時に、歯磨きに使う歯ブラシも重要なツールであり、歯ブラシ選びを間違えてしまうと本来の効果を得られないどころか、歯や歯肉を傷つけてしまう恐れがあります。
今回は歯ブラシの選び方のポイントとおすすめ商品について解説します。

歯ブラシの選び方のポイントは?

私たちが普段使っている歯ブラシには、ヘッドの大きさ・形、毛先のカット面・長さ、持ち手の太さなどに違いがあり、様々な種類のものが薬局・歯科医院で販売されています。

また、薬局で買える歯ブラシと、歯科医院で買える歯ブラシには違いがあります。
薬局で買える歯ブラシは、なるべく全員に合うよう、どちらかというと平均的な設計がされている一方、歯科医院で販売されている歯ブラシは、歯科医師・歯科衛生士による個別の歯磨き指導を前提として使用されるので、特徴的な歯ブラシが多いです。

まずは、歯ブラシの部位による選び方のポイントを詳しくご紹介していきます。

1.ヘッドの大きさ

ヘッド

歯ブラシのヘッドのサイズによっても、一長一短があります。そのため、目的に合ったヘッドの大きさを選ぶ必要があります。

ヘッドが大きいものはブラシ部分の面積が広く、一度に広範囲を磨けるため、歯磨き時間を短縮できます。しかし、それでは細かいところを磨き残してしまいます。
逆に、ヘッドの小さい歯ブラシだと細かい隙間まで入っていき、奥歯も磨きやすいですが、時間をかけて小刻みに動かさなければいけません。

時間がなく細かい動きが苦手な場合はヘッドが大きめの歯ブラシ、時間があり丁寧に歯ブラシを動かすことができる場合はヘッドの小さな歯ブラシがおすすめです。
どちらか迷った場合は、奥まで届く小さめのヘッドの歯ブラシを購入し、細かい動きができるように練習するとよいでしょう。

2.ヘッドの形

ヘッドの形は長方形が一般的ですが、その他にも台形のヘッドや円形のヘッドがあります。
台形のヘッドは奥歯を磨くのにとても便利です。奥歯に虫歯が多い方、親知らずが生えている方は積極的に使うとよいでしょう。

円形のヘッドはワンタフトブラシと呼ばれるものです。ワンタフトブラシは普通の歯ブラシと異なり、筆のような形をしています。両隣の歯が抜けて1本だけ取り残されている「孤立歯(こりつし)」という歯や、入れ歯やブリッジの清掃に適しています。また、赤ちゃん用の歯ブラシにも円形ヘッドのものがあります。

3.毛先のカット面・長さ

毛先のカット面

毛先のカット面で、最も一般的なのはフラットにカットされた毛先ですが、歯に当てる角度を部位ごとに自分で調節しなければいけないため、どちらかというと歯磨きが上手な方に向いています。
初心者はヘッドの一部が山型カットになっているものを選ぶと、歯と歯の間や歯の溝の凹み部分に毛先がしっかりとフィットし、歯垢を落としやすくなります。

また、毛の長さにもバリエーションがあります。毛先の長さが部位ごとによって違う歯ブラシは、磨いている際に毛先同士がぶつかりにくいため、清掃効率がアップします。時間がない方や、歯磨きに自身がない方におすすめです。
なお、フッ素を塗布する専用の歯ブラシには、中央の毛だけが長くなっているものがあります。

4.持ち手部分の太さ

持ち手部分

グリップ部の太さは歯ブラシの動かし方に関わってきます。歯ブラシは鉛筆持ちが正しい持ち方なので、「細い方が鉛筆持ちをしやすい」という方は細めの歯ブラシを選びましょう。
また、細やかな動きをするには細い歯ブラシが適しています。

鉛筆持ちができない方、細かい動きができない方は太めの把持部の歯ブラシを選び、しっかりと握って歯磨きをしましょう。

虫歯予防におすすめの歯ブラシ

虫歯は、歯に付着した歯垢を放置することによって作られます。歯垢は歯に付着する黄白色のネバネバとした物質で、細菌の塊です。1mgの歯垢の中には、およそ1億個以上もの細菌が住んでいます。

虫歯というのは、歯垢中の虫歯菌が増殖し、代謝産物として酸を排出することで歯を溶かしていき、歯表面に穴を開けることで形成されます。この流れは徐々に進んでいくものなので、できるだけ早い段階で歯垢を除去する必要があります。

歯磨きでは、歯ブラシの毛先によって歯にへばりついた歯垢を掻き落とします。歯ブラシの毛先が硬いほど、歯垢除去効果がアップします。
しかし、硬くてしなりにくい毛先は歯肉を傷つけ、歯肉を下げてしまう恐れがあるため、正しい方法で磨くように注意する必要があります。口の中を傷つけてしまうのが怖いという方は、最初は毛先の一部だけに硬い毛が植毛されている歯ブラシを選ぶとよいでしょう。

クロスフィールド株式会社 テペ・歯ブラシ

テペ・歯ブラシ

クロスフィールド株式会社のテペの歯ブラシは、台形のヘッドが奥の方までしっかり届くので、虫歯になりやすい奥歯の歯垢を確実に除去します。毛先の長さが異なる2層構造で、歯垢除去効率をアップさせています。また、グリップ部にはサムパッドと呼ばれる親指用の滑り止めが付いており、自然と鉛筆持ちができるようになっています。

歯周病予防におすすめの歯ブラシ

歯磨きによる歯周病予防では、歯と歯肉の境目の歯周ポケットに毛先を入り込ませることがポイントです。そのため、1本1本の毛が細目で、毛先が柔らかい歯ブラシをおすすめします。植毛部は密度が高い方が歯肉のマッサージ効果を高め、血流をアップさせて炎症の治りを早くします。

株式会社ジーシー ルシェロ歯ブラシ

ルシェロ歯ブラシ

株式会社ジーシーから販売されているルシェロは、個人に合わせてデザイン設定された歯磨き用品のシリーズです。ヘッドが小さく、細目で曲線を描くような把持部が特徴的な歯ブラシです。女性向けのものが数多く取り揃えられています。
軽い歯肉炎の方にはB-10、歯周病の方にはP-10やP-20のピセラ、かなり歯周病が進行しており、歯磨きをするだけで痛みがある方にはOP-10と、症状の段階に合わせて選ぶことができます。

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