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    【歯周病症状】当てはまったら注意!初期~重度 進行段階別

    【歯周病症状】当てはまったら注意!初期~重度 進行段階別

    歯周病の初期段階~重度までの症状を進行度別に紹介しています。進行するまで痛みがなく、気付いた頃には末期歯周炎になっていることも…知識の習得も必要です。

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  • 更新日:2016年05月13日

歯周病初期段階/中度/重度の主な症状 まとめ

虫歯は歯の病気であり、細菌による感染症です。歯周病は、歯茎の細菌感染です。虫歯が1本もないという人でも、歯周病になります。「中年以降にかかりやすい」という認識を持っている人も多いと思いますが、近年は子供にも歯周病の初期症状がみられるケースが増えているなど、歯周病発症の低年齢化が指摘されています。

歯周病は虫歯とともに抜歯の原因であり、同じくらいの割合となっています。歯を失う場合もあるため、歯周病の症状を知り、早期発見・早期治療につなげることが大切です。

歯周病の初期症状5つ!当てはまる症状が多い場合は要注意

歯周病初期

歯周病は初期段階で適切な治療を行えば完治も可能ですが、進行すると元の健康な歯茎に戻すことができなくなってしまいます
そのため、早めに気付いて適切な治療を行うことが大切です。次に紹介する症状は、完治も可能な初期段階(歯肉炎)の主な症状です。当てはまる症状が多い場合は、早めの受診をお勧めします。

  • 歯茎が腫れることがある
  • 歯茎が赤っぽくなった
  • 歯磨きの時に血が出る

 

痛みがなくても歯茎が腫れているのは歯周病の可能性アリ

「痛みがないから病気に感染していない」ということはありません。歯周病は進行するまで痛みが生じないのです。
歯茎が腫れる原因はさまざまですが、歯周病の初期症状の一つでもあります。歯茎に炎症が起きている段階なので、早めの対処が必要でしょう。

歯茎のふちや全体が赤くなるのは炎症が起きている証拠

健康な歯茎はピンク色をしていますが、細菌によって炎症が起きている歯茎は赤くなります。進行した歯周病では、赤黒くなったり紫色になったりする場合もあります。
歯茎のふちが赤くなり、さらに炎症がひどくなると歯茎全体が赤くなります。

炎症によって歯茎から出血が起こりやすくなります

歯茎に炎症が起きると、出血しやすくなります。ブラッシングなど小さな刺激でも、歯茎から血が出るようになってしまうのです。
歯茎からの出血は、ブラッシングの仕方も原因になりますが、力を入れてゴシゴシと磨いたりしていないのに出血するのは、歯周病の可能性が否定できません。

中度・重度の歯周病の主な症状とは

歯周病中期

歯周病の初期段階では、歯肉に炎症が起こっています。しかし、その炎症は徐々に歯と歯茎の隙間(歯周ポケット)から奥へと進み、歯を支える骨(歯槽骨)にも及んでしまうのです。
一度溶かされた歯槽骨は、元に戻すことはできません。そのため、少しでも進行させないようにすることが大切になります。ひどくなると、歯槽骨が減って歯を支えられなくなり、歯が抜け落ちてしまうこともあります。

中度歯周病(軽度歯周炎)の主な症状

歯肉炎が歯周炎に進行すると、歯茎がさらに腫れて歯と歯茎の隙間が深くなっていきます。健康な人の歯周ポケットの深さは3ミリ以内とされていますが、進行するとそれ以上に深くなっていきます。この歯周ポケットの深さで歯周病の進行度が判断され、中程度の歯周病では、3~5ミリになります。

歯を支える骨の吸収が始まる

先に紹介した通り、歯周ポケットが深くなってきている状態です。歯周ポケットが深くなるということは、それだけ歯槽骨の吸収が進んできていることを示します。歯周病菌によって顎の骨が溶かされてしまっているのです。歯のグラつきを感じる場合もあるでしょう。

歯茎の赤みが増してくる

歯周病が進行すると、晴れて歯茎の赤みが増します。もともとはピンク色だった歯茎が、赤黒くなっていきます。さらに進行すると紫色になるなど、歯周病が進行するほど色が悪くなっていくのです。

歯茎の黒ずみを招く要因に、歯周病のほかにメラニンの沈着もあります。これは、差し歯やクラウンに使われている金属によるものです。

重度歯周病(中等度歯周炎)の主な症状

歯周炎がさらに進行し、歯周ポケットは4~7ミリの深さになります。歯根の1/3~半分くらい骨吸収が進むため歯の動揺が大きくなります。
歯周病治療の基本はプラークコントロールですが、重度の歯周病になると外科的な処置が必要になる場合もあります。

歯のグラつきが大きくなる

歯を支えている顎の骨が破壊されて、歯の動揺が大きくなります。吸収された歯槽骨は、骨造成などの治療を行わなければ改善されません。進行を防ぐことが必要になります。

口臭が強くなってくる

歯周病は口臭の原因の一つです。歯周病の原因となる細菌が、口の中で繁殖してニオイを発するのです。口臭が指摘されて歯周病に気付く人も多いようです。歯周病が進行するほど、口臭が強くなる傾向にあります。

朝起きたときに口の中がネバつく

眠っている間は、唾液の分泌が少なくなりますから、口の中で細菌が繁殖しやすくなります。そのため、眠っている間に細菌が繁殖して、口の中のネバつきの原因となる分泌物を生成するようになります。

歯が長くなったように感じる

歯槽骨の吸収が始まりますから、骨が減った分歯肉も下がってしまいます。そのため、歯が伸びたように感じたり、歯が長くなったように感じたりするのです。

知覚過敏の症状が出ることも…

歯周病が進行してくると、歯茎が下がってしまいますから、エナメル質に覆われていない歯根部分が露出してしまいます。歯根部分はエナメル質に覆われていないので、象牙質が露出していて、知覚過敏の症状が出てしまいます。

冷たいものを摂取した時にしみるなど知覚過敏の症状は、歯周病によっても引き起こされます。我慢できるような症状であっても、異変があった場合には早めに歯科で相談すると安心でしょう。

さらに進行すると…

歯周病末期

重度の歯周病(中等度歯周炎)から進行すると、歯周病の末期を迎えます。歯周ポケットは6ミリ以上となり、ひどくなると1センチもの深さになります。
歯茎から膿が出るようになる場合もあります。ネバネバとしたものが歯周ポケットから出る場合は、それは膿かもしれません。

また、歯槽骨の吸収は、歯根の半分を超えるため、歯の動揺が大きくなりグラグラになってしまいます。歯が抜け落ちてしまう場合もあります。

歯周病と口臭の関係

歯周病が進行してくると、口臭が強くなります。歯周病によって口臭が強くなるのは、原因細菌によって作られる物質が原因となっています。
歯周病の原因細菌は、メチルメルカプタンという物質を作り出しますが、「腐った玉ねぎのニオイ」と表現されるほど不快なニオイを発する物質です。

歯周病が原因の口臭は、歯周病を治療しなければ軽減しません。口臭の原因はさまざまですが、口臭を指摘された場合には、一度医師のチェックを受けることが望ましいと言えるでしょう。自己判断で口臭対策を行っていると、歯周病の進行を招いてしまうかもしれません。

歯周病と痛み

「歯が痛いから歯医者に行く」という人は多いかもしれません。しかし、歯周病で痛みが生じる頃には、歯周病が進行してしまっている可能性が高いでしょう。
歯茎がむずがゆい咬んだ時に痛いといった症状が現れる場合もありますが、痛みが出ないまま進行して、気付いた頃には重度の歯周病になっていたということも起こり得ます。

歯磨きの時の出血や歯肉の腫れは、見過ごしてしまいがちな症状ですが、歯周病のサインです。痛みがなくても歯周病の可能性を疑ってみることをおすすめします。

こんな人は要注意!歯周病になりやすい人はこんな人

次の中に当てはまるものが多いならば、歯周病のリスクが高いと言えるでしょう。歯周病は誰もがかかる病気ではありますが、次に当てはまる人は特に注意が必要でしょう。先に紹介した症状に、思い当たる症状があるならば、早めの受診をおすすめします。

糖尿病の人

糖尿病には、さまざまな合併症がありますが、歯周病は「第6の合併症」と言われるほど、糖尿病の人がかかりやすい病気です。
血糖値コントロールが適切に行われていなければ、歯周病を発症しやすいため、医師の指示に従って血糖値のコントロールを行うことが必要です。

妊娠中の人

「妊娠中は虫歯になりやすい」と思っている人も多いかもしれません。しかし、妊婦さんは虫歯だけでなく、歯周病にもかかりやすいため注意が必要でしょう。
妊娠中は、ホルモンバランスの変化やストレスなどによって歯周病が発症しやすいのです。妊娠中の歯周病を「妊娠性歯周炎」と呼ばれます。

歯周病は出産にも影響し、早産の可能性が高くなるとされているため特に注意が必要でしょう。

正しく歯磨きが行えていない人

歯周病の原因はプラークです。プラーク内の細菌が、歯肉に炎症を引き起こし、歯を支える骨を溶かしてしまうのです。
虫歯予防だけでなく、歯周病予防のためにも正しいブラッシングが大切です。普段から丁寧に歯磨きを行うことはもちろん、定期的に歯科医院でクリーニングを受けることが有効でしょう。

タバコを吸う人

タバコは、歯周病リスクを高める大きな要因の一つです。これは、受動喫煙でも同様のことが言え、受動喫煙によっても歯周病のリスクは高まります
喫煙の習慣がある人は、歯周病に罹患するリスクが高いだけでなく、進行しやすい・治りにくいという特徴があるため注意が必要です。

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