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    ココナッツオイルで口臭予防!効果/オイルプリングの方法

    ココナッツオイルで口臭予防!効果/オイルプリングの方法

    ココナッツオイルで口臭を予防する方法として、オイルプリング(うがい)が挙げられます。ココナッツオイルのうがいのやり方を徹底的に解説します。

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  • 更新日:2016年03月09日

ココナッツオイルの口臭予防効果とは?

海外セレブの間で人気のココナッツオイル。日本にもそのブームは到来し、料理はもちろんダイエットやボディケア、ヘアケアなど、全身のケアに活用する方が増えています。とても万能なココナッツオイルですが、実は口臭予防にも効果があることはご存知でしょうか?

今回は、ココナッツオイルの口臭予防効果ココナッツオイルを使ったオイルプリングのやり方について、詳しく解説していきます。

ココナッツオイルが口臭に効果的な理由

口臭は、口の中の乾燥によって細菌が増殖し、悪臭を放つVSC(揮発性硫黄化合物)というガスが発生することで強くなります。
ココナッツオイルの主な成分は、牛乳や母乳などにも含まれる中鎖脂肪酸と呼ばれるものです。中鎖脂肪酸の中にはラウリン酸カプリル酸、カプリン酸など、細菌の増殖を抑える抗菌作用を持つ成分が含まれています。このラウリン酸とカプリン酸が口の中の細菌を抑制するため、ココナッツオイルには口臭を予防する効果があるとされているのです。

また、便秘により腸内に便が溜まった状態が続くと、やがて腐敗して悪臭が発生します。その悪臭は腸内の壁から血液へと取り込まれ、全身を巡って呼気(口臭)や体臭として吐き出されます。デトックス効果のあるココナッツオイルは、こういった便秘が原因の口臭にも効果的とされています。

ココナッツオイルがもたらすその他の効果

海外セレブも愛用するココナッツオイルには、口臭を予防する効果以外にもダイエット効果や肌トラブルの改善、病気の予防など様々な効果があります。

ダイエット効果

ダイエットで体重計に乗る女性

ココナッツオイルの主な成分である中鎖脂肪酸は、直接肝臓に運ばれてすぐにエネルギーとして分解されます。動物性脂肪の燃焼をサポートするため、体脂肪を減少させる効果があります。

また、中鎖脂肪酸には「ケトン体」を作り出す効果があります。ケトン体とは、飢餓状態のとき体脂肪を肝臓で分解し、エネルギーに変えるときに作られるものです。ココナッツオイルを摂取するとケトン体が増えるので脂肪が燃焼しやすくなり、空腹感を感じにくくなります。
ただし、ココナッツオイルにダイエット効果があるといっても、あくまでオイルなので過剰摂取には注意が必要です。

ボディ・ヘアケア効果

ココナツバスオイル

ココナッツオイルひとつで全身のトータルケアができるのは、女性にはとても嬉しいポイントです。
全身や髪の毛に使用する際は、オイルを直接肌や髪の毛に塗りましょう。ココナッツオイルに含まれるビタミンEが、肌や髪の毛の保湿をしてくれます。

また、ココナッツオイルはバスオイルとしても使うことができます。ココナッツオイルを少量バスタブに入れて入浴すると肌がしっとり潤いますので、乾燥肌の方にもおすすめです。
ヘアケアとして使用する場合は、フケや薄毛、抜け毛予防、頭皮の汚れ落としにも効果が期待できます。

美肌効果

ココナッツオイルに含まれる食物繊維が便秘による肌荒れを、ラウリン酸が肌の赤みを抑えてニキビの原因菌を抑制してくれることから、肌トラブルの改善効果も期待できます。
その他、ビタミンEが高い保湿力で乾燥から肌を守り、抗酸化作用によって肌老化の原因のひとつである活性酸素を防いでくれ、肌のターンオーバーを促進させて、肌のダメージを修復する効果があります。

病気の予防効果

その他、ココナッツオイルには様々な病気を予防する効果があります。

・ 糖尿病の予防や改善
・ インフルエンザなどの予防
・ 甲状腺機能の回復
・ アルツハイマー病などの予防や改善 など

ココナッツオイルを使ったうがい「オイルプリング」にトライ!

ココナッツオイルで口臭予防をするのであれば、便秘解消のために食べるのはもちろん、「オイルプリング(うがい)」を行うのもおすすめです。

オイルプリングでは舌を口腔内で動かすので、想像以上に口の周りや頬の筋肉を使います。そのため、ココナッツオイルが持つ口臭予防などの健康効果はもちろんのこと、口周りや顔の筋肉を動かすことでほうれい線・たるみ予防小顔効果も期待できます。
では、ココナッツオイルを使ったオイルプリングの方法や行うタイミング、オイルプリングを行う際の注意点をご紹介します。

オイルプリングのやり方

「うがいだから、どんなやり方をしても一緒では?」と思われるかもしれませんが、ココナッツオイルを使ったオイルプリングは、通常の喉のガラガラうがいとは異なり、口の中でブクブクと行う方法です。正しいやり方をチェックして、今後の口臭予防に取り入れてみてはいかがでしょうか。

1.ココナッツオイルを口に含む

ココナッツオイル大さじ1杯分(約15ml)を目安に口に含みます。口に入れた瞬間はトロッとしたオイル独特の感覚がありますが、口腔内の唾液と混ざってくると次第にサラサラした感覚に変わります。オイルを口に入れることに抵抗があるという方は、最初のうちは少量から始めても構いません。

2.ココナッツオイルを口腔内に馴染ませる

口に含んだココナッツオイルをぶくぶくし、マウスウォッシュを使用しているような感覚で歯茎や歯と歯の間など、舌を使って15~20分間ほど口腔内に馴染ませましょう
通常のうがいとは違い顔の筋肉を駆使するため、口が疲れてしまうという方も少なくありません。15分もできないという場合には、「最初は5分間うがいしてから一度オイルを吐き出し、再度5分うがいを行う」といった形で休憩を挟みながら行うのもよいでしょう。

3.ココナッツオイルを吐き出す

ココナッツオイルを口腔内にしっかりと馴染ませたら、ココナッツオイルを紙や袋、キッチンペーパーなどに吐き出します。吐き出したものは必ずゴミ箱に捨てましょう。

4.うがいをする

オイルを吐き出した後は口をゆすぎましょう。水でうがいをするよりも、塩水で行うと、よりスッキリ感が得られるのでおすすめです。塩水でうがいをすることで、吐き出すだけではきれいに取れなかった口腔内の細菌も綺麗に洗い流すことができます。

オイルプリングを行うタイミング

寝起きの少年

オイルプリングは満腹時に行うと口の中が重苦しく感じる可能性があります。オイルプリングは、食事の前や起床時、就寝時などの空腹時に行うと良いでしょう。

特におすすめなのが起床時のタイミングです。朝起きたときには口腔内に粘ついた感覚があるものですが、これは寝ている間に唾液の分泌が減ることで、口腔内の細菌が増殖しているために起こるものです。朝の習慣としてオイルプリングを取り入れて、口の中の細菌をすっきりと洗い流しましょう。

オイルプリングを行う際の注意点

注意を促す女性

オイルプリングを行う際に、よりその効果をアップするための注意点として、以下のポイントが挙げられます。

うがいをしたオイルは飲み込まない

オイルプリングは口腔内細菌を洗い流す目的で行っているため、うがい後のオイルにはたくさんの細菌が含まれています。飲み込んでしまってはせっかく取れた細菌を体内に戻してしまうことになりますので、オイルは飲み込まずに必ず吐き出しましょう。

排水溝に吐き出さない

ココナッツオイルは温度が20~25度になると固まり始めますので、そのまま排水溝に吐き出してしまうと詰まりの原因になります。オイルプリング後のココナッツオイルは、必ず紙や袋に吐き出してからゴミ箱へ捨てるようにしましょう。

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